医師のともライフサポート部では、年間で20院ほどの開業・継承をお手伝いしています。
HPや、週1回配信の開業物件メルマガの閲覧数と問い合わせ数から、ライフサポート部で「医師が開業したい街」をランク付けしてみました。
5位 丸の内・大手町
金融や商社、メーカーなど日本を代表する巨大企業の本社が集積する東京駅周辺エリア。
ビジネスパーソンに焦点を絞ったクリニックに人気です。
とはいえ、スポンサーやコネ、経営実績のない個人が、当エリアの大規模オフィスビルで開業するのはかなり困難です。
東京駅エリアご希望の方は、中小ビルが多くあり、また今後の大規模再開発が集中する八重洲エリアが狙い目!
4位 恵比寿
住みたい街ランキングで上位常連の恵比寿。
住民とオフィスワーカーが程よく両立している街ゆえ、一般的な診療に加え、専門外来や自由診療でも集患できる間口の広さが人気です。
ただ、徒歩数分で住宅街となる狭い商業エリアゆえ、クリニックが入居できる建物自体が少なく、また飲食業態の出店意欲が高いエリアなので、限られた空き物件を狙うライバルはとても多いです。
需給バランスの悪さゆえ、駅力に比べて賃料相場は高め。
コスパを見極めましょう。
3位 渋谷
近年では東京一と言われる大規模再開発により、IT企業を始めとする国内外の先進企業と大量の若い労働力が再び大集結する渋谷。
健診・人間ドックを展開する法人からの注目度は特にズバ抜けているエリアです。
美容をはじめ、保険診療や歯科にも人気ですが、とにかく物件が出てもすぐ決まるのがこの街です。
(医師のともでは、渋谷の覇者である東急不動産とは特に良好なパートナー関係です)
まだ物件争奪戦の競争がゆるくて賃料が現実的なのは渋谷1~3丁目と桜丘町エリア。
住民が比較的多いのは東1~2丁目エリア。
2位 銀座
美容といえば銀座。
港区・渋谷区から、湾岸から、横浜から、中国・台湾・香港から、上質な美への探究心を持つアッパー層が、平日昼間でも引き寄せられる街です。
保険診療領域でも、特色を持って広域から集患したいドクターの第一選択となるのがやはり銀座。
銀座四丁目交差点に近いほどとんでもない坪単価ですが、銀座1丁目や8丁目、または日比谷や東銀座に近接した場所では比較的手頃な物件もあります。
ただし伝統と歴史ある商業地ゆえ、ビルの築年数を気にしてはいけないのが銀座です。
1位 新宿
世界一のターミナル駅である新宿駅を中心とした、西新宿や新宿三丁目、歌舞伎町も擁する超巨大なマーケット。
西口では多くの高層ビルが立ち並び、予防医療や保険診療の各科が常に物件を探しています。
東口では商業ゾーンが広がり、自由診療を中心として恒常的に開業物件が求められています。
新宿駅徒歩10分エリアでは、飲食、物販、サービス、インバウンドなどあらゆる商業店舗や、大小様々な企業(オフィス)が空き物件を狙っています。
その懐の深さゆえライバルはとにかく多く、あっという間に募集が終了するのがこの街で、希望に合う物件を2~3年待っているという声もよく聞きます。
どうしても新宿エリアにこだわるようなら、西新宿7丁目や代々木3丁目あたりにチラホラ物件があることも。
専門性を出したいドクターや、移転や分院希望の自由診療クリニックからのご相談が比較的多いため、集計すると都心5区への集中が目立ちました。
医師の居住地も都心5区が多いので、通勤を考えるとやはり注目度が高いのは当然ですね。
次いで城南と城西を中心とする山手線周縁部と、横浜市・川崎市、立川までの中央線沿線などは安定して人気があります。
視点を変えて、閲覧数・問い合わせ数ではなく、開業サポートの実績(開院数)で見ると、年間20件のうち半数ほどが近郊・郊外エリアとなります。
山手線駅から30分程度の、比較的大きな駅などは、人口減少による地域経済衰退のリスクが少なく、地域医療やプライマリ志向の方から一定の人気があります。
2020年からの「外来医師多数区域」問題もあり、今後の開業エリア選定はより悩ましくなりそうです。
医師のともライフサポート部では、開院までのフルサポートだけでなく、
・物件仲介のみ
・事業計画のみ
・内装レイアウトのみ
・機器選定のみ
・HP作成や集患、広告のみ
など、ご希望に応じた無料サポートが可能です。
お気軽にご相談ください。
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